【コラム11】好いてくれる人のことが好きになれない方へ | 医師のとも 良縁
2019.09.25
婚活準備

【コラム11】好いてくれる人のことが好きになれない方へ

婚活指導医の水沢律子です。

女性の中には、
好きになってくれる人のことは興味が持てず、
好きになった人には振りむいてもらえない

という悩みを抱える人も多くいます。

もちろん、どうしても好きになれない相手というのはいると思います。

自分は追う恋愛が好きだからと、好きになれないと決めつけてしまうのはもったいないです。
若いころはとは違い、35歳を過ぎたら、好いてくれる人とさっと結婚を決めるのも、1つの幸せのつかみ方です。

好きではない人を好きになるのはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、ごく当たり前のことですが、お相手のいいところを見つけることです。

男女の恋愛において、男性はプラス面の数だけ点数を増加させる加点式。
女性はマイナス面があるだけ点数を低くする減点式とよく言われます。

男性は、ルックスなどの好みに加えて、「料理が得意」「経済に詳しい」など、相手の魅力に気づくたびに点数をどんどんアップさせていきます。
好きになるにつれて欠点も許してあげられる傾向のため、余程衝撃的な事でも起こらない限り、急には女性を嫌いになりません。

逆に、女性の場合は、昨日までラブラブカップルでも、急に冷めてしまうことがあります。
女性は、気が利かなかったなどの、ちょっとした不満やストレスや我慢が溜まっていき、ある臨界点に達した時に、急に相手のすべてが嫌になってしまうためです。

特にバリキャリ女子は、自分にも相手にも完璧を求め、理想を高くしてしまう傾向にあります。
理想的な男性と出会えても、なにか欠点があると減点をしていき、恋人として不適格とみなしてしまいがちです。

条件面を満たした独身の男性を紹介されても、話がつまらなかった、会話が弾まなかった、清潔感がない、マナーがない、ファッションのセンスが悪い、男らしさが足りないなど、マイナス面が気になってしまいます。

2回、3回と会うたびに減点が増加して、恋愛対象にはならない相手でしたという返答になってしまうこともあります。
男性側が加点式に好感を持ち始める頃には、女性側が減点式に恋愛対象外にしてしまうことも珍しくありません。

趣味もなく会話がつまらないというと欠点のようですが、そのような男性は浮気のリスクも低くなりますし、まじめで結婚向きとも言えます。
結婚相手にはふさわしくないと決めつけてしまうのは、もったいないですね。

減点癖のあるバリキャリ女子が、結婚をたぐりよせるにはいくつかのポイントがあります。

1)自分の基準を明確にして出会う。

自分にとって何が大きな減点対象なのかを知ったうえで、相手を探すことも大事です。

「周囲が結婚してるからなんとなく早く結婚したい」

「良い人がいたら結婚したい」

という漠然とした理想を持っている人ほど、会ってみてから、目に付いた欠点で、減点、減点を繰り返し、「なんか合わない」と言い出します。

経験上、減点癖のある女性ほど、自分がどうゆう人が良いのかの基準を明確にしてから会うことは大切です。
最低限ここは譲れないと自分が思う基準を一度考え直してみるとよいでしょう。

2)加点式思考に脳を鍛える

早く結婚して家庭を築きたい気持ちを優先するならば、自分に好感を持ってくれている人を大切に、加点式にみていくことが必要になります。

45才医師とデートしたら、25年乗り続けているという古い日本車で迎えに来てガッカリしたと言う女性がいました。

「おじさん臭い」「医者なのに」ではなく
「とても物を大切にする人」「浮気しなさそう」と
考えたら良いのではないかとアドバイスしました。

「自分自身も車にこだわりがあり、最新型の外車に乗っている男性が好み」
という譲れない理想や価値観の基準があるなら仕方ありません。
そうでないなら、重視しない領域で、減点癖を発揮する必要はありませんよね。

相手の価値観を尊重してあげられる人間的な豊かさがある女性は、男性からモテて素晴らしい相手から求婚されるもの。
デートの日には、その日気づいた相手の良いところを必ず10個探して、書き出せるようにすると良いでしょう。
減点式の思考から、加点式の思考でデートできるようになります。

好意をもって会いたいとアプローチしてくれる人には感謝して、加点式の思考で再度会ってみることが大切になります。

……これまでお読みいただいた皆様

ご自身の思考のクセを変えていくことは簡単なことではありません。
ただ、このブログを読んでいただいているということは、「変わりたい」というお気持ちがあったからこそだと思います。
「変わりたい」という気持ちを「変える」にステップアップさせるためにも、まずはじめてみるという一歩を踏み出していただければと願っております。

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