こんにちは、医師のとも 良縁スタッフです。

つい先日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

『女性医師を食い物に…高級住宅街・慶応卒をささやき700万円詐取容疑で男（32）逮捕「10人位からだまし取った」』

https://news.yahoo.co.jp/articles/7166f791807d168fea77f7479b71049a5694bfae

700万円詐取容疑で逮捕された男性は、マッチングアプリで出会った女性10人くらいから1億円ほどをだましとったとのこと……。
その額にも驚きですが、ターゲットの中心が女性医師であったことも見逃せません。なにより真剣に婚活に取り組んでいたであろう女性たちの心中を思うと、とてもやるせない気持ちになります。

「自分だけは騙されない」「結婚したい」という2つの気持ちにすり寄る詐欺師

婚活をしていると、当然ながら多くの男性に出会い、その中で交際に発展していきます。
おそらく、被害に遭った女性たちも多くの男性と会う中で、「この男性と結婚したい」と思い、好意の一環で多額の金額を差し出したのでしょう。「この人と結婚するのだから」「支えになってあげたい」そう思ったのかもしれません。そうした優しい思いにつけこんだ極めて悪質な結婚詐欺だと考えます。

想像ですが、「結婚したい」という思いと「自分だけは大丈夫」というバイアスが今回は残念な方向に働いてしまった例だと考えます。

太い実家・資産家・慶応卒のイイ男像に騙されてしまった

一方男性はどんな素性だったのか、というと外資系保険会社の保険外交員だったようです。
ただ、嘘混じりの自己紹介もしていたようで、自身は石油関連事業の一族で資産家、実家は高級住宅街の渋谷区松濤の戸建てに住んでいたとも述べていたようです。
さらに、フェラーリを含む外車を3台持っていたそうですから、女性医師からしたら「この人なら信用できる」と思ってしまったのでしょう。

改めて、男性がなぜ犯罪を起こすことができたのか。2つの理由が考えられます。

1つは保険外交員時代の成功体験があると思います。思うに、「女性医師を勧誘したら簡単に保険に入る」という手ごたえがあったのでしょう。だから女性医師にターゲットを絞ったのだと思います。

そしてもう1つは、「お金周りのことに疎い女性だと、簡単にお金を出す」という確信があったから。しかも高収入の医師であれば、なおさらでしょう。元保険外交員ともなれば、お金の知識は一定程度あったはず。しかも結婚をちらつかせながら、言葉巧みにお金を出させることは造作もなかったはずです。これら2つの理由は想像の域を出ませんが、本当にあってはならないことだと感じています。

気軽に出会えるマッチングアプリには、実は危険がいっぱい

今回、マッチングアプリで出会ったということですが、実は婚活をするみなさんにとってリスクが多いのもまた事実です。その一番のリスクが”経歴詐称”を行えてしまうことにあります。マッチングアプリでは、経歴や履歴書、各種資格など厳密にはチェックされません。

そのため、自己申告でいくらでも経歴詐称ができてしまうのです。婚活をする人にとって、それは、大きなリスクとなってしまいます。（もちろん、入会時に公的書類を出させるマッチングアプリも増えているようですが、自宅の住所や職業、年収まで公的書類で確認をとっているケースはまれでしょう）

その点、結婚相談所は、独身証明書の提示や、在籍証明、資格免許確認をカウンセラーが細かくチェックします。そのため、経歴や資格を詐称するいわば結婚詐欺を回避することができます。

それだけではありません。

必ずひとりひとりの相談者様に担当カウンセラーが付くため、相談事もしやすい環境となっています。お金も時間も無駄にすることなく、お相手選びに集中することができるのです。

まとめ

マッチングアプリはたしかに気軽で気楽な出会いが期待できますが、一方で今回のような人に出会ってしまうなどのデメリットもあります。それならば、最初から誠実な出会いができる結婚相談所のほうが良いと思いませんか？

私たちは今後も全力で相談者さまの婚活をサポートしてまいります。