婚活指導医の水沢律子です。
お見合いをした際に、「お相手の態度が良くなかった」「お相手から失礼な対応をされた」という相談を受けることがあります。
初対面のたった1時間ほどのお見合いの時間で、相手から失礼だと思われるような態度になってしまうのはもったいないですね。ましてや、思うことがあるにせよ、わざと失礼な態度をとるのはもっての外です。
友達から紹介されたお相手が、好みのタイプでなかったからといって、失礼な態度をとれば、巡り巡って紹介してもらえなくなってしまうでしょう。会うことをOKしたのですから、相手がどうであれ、柔軟に、揺るぎなく自分の良さを伝えられる姿勢でいられる人柄こそ、巡り巡ってチャンスを掴みます。
あなたは失礼な態度になっていませんか??
失礼な態度になってしまう理由を5つに分類しました。
1)礼儀知らず型
本当に礼儀やマナーを知らない場合です。連絡なく遅刻して謝らない、スマホをいじり続ける、初対面としての身だしなみや食事のマナーが酷いなどは、残念ながら、礼儀のない失礼な人でしたと相談所に報告されてしまっても仕方がありません。礼儀やマナーは本などでも学べますので、身につけておきましょう。
2)無神経型
礼儀やマナーは良くても、デリカシーのない発言や質問をする方も、失礼な人でしたと報告されることがあります。今まで何人と付き合ったかなどのセクハラのような質問、下ネタを話すなど。見た目や服装や持ち物をからかったりダメ出しするような発言も失礼になります。自慢話ばかりするのもデリカシーがないと思われがち。
なかなかキャラクターとして治し難い場合もありますが、初対面でデリカシーがない発言をしていないか、無神経な質問をしていないかなど気にしながら、気遣いをもって会話をしましょう。
3)突き放し型
お見合い相手が好みのタイプではないから、好意をもたれないように、わざと全く興味がない態度をとる場合があります。これも失礼にあたります。
面会すると決めたのですから、大人の対応で楽しく過ごせるように努められるかどうかも器量の良さです。あからさまに興味がなさそうに悪態を示すような人は、巡り巡って自分に返ってきます。
4)仕返し型
お見合い相手が興味のない態度をとっているから、こちらこそ興味ありませんと失礼な態度で仕返しする人がいらっしゃいます。こちらももっての外です。
何人もお見合いをすると、中にはそういう失礼な人もいると割り切って、仕返しなどせず、無難な会話で時間を凌いで大人の対応をしましょう。
5)邪推ひねくれ型
素敵な相手だけれど、私なんてどうせ振られるから、精一杯に愛想良くして振られるより、振られても傷つかないように、愛想悪くしておこうと思う方もいます。頑張ったのに振られたらつらいから、頑張らないというのは本末転倒です。白馬の王子様が迎えに来るのを永遠に待つタイプかもしれません。
婚活は「見送り三振より、空振り三振」です。振られたり傷つくリスクがあるとしても、自分のベストを尽くして挫けない姿勢でいることが、己を救い、最後のチャンスを連れてきてくれます。
いかがでしたか??
お見合いのたびに、愛想の良い、人柄の良い方でしたとお相手から報告されるような方は、合う合わないがあっても、スムーズに結婚される傾向です。相手がどうであれ、失礼な態度を示したり、悪態つかず、揺るぎなく自分の良さを出していけるようになり、チャンスを掴みたいですね。