こんにちは、
医師のとも 良縁です。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)により世の中に大きな影響が及んでおります。
その中で身近に感じる医療機関の名前が上がり、知り合いの医療関係者の方々が最前線で診療・看護・感染予防に当たられていることを思うと心から敬意を表します。また、少しでも早く事態が終息に向かうことを願ってやみません。
今回は、有事の夫婦の関係について思うことがあったので書かせて頂きます。
私見ではございますが、婚活中、もしくは婚活をお考えの方が結婚をより多角的に感じられる一助になれたら幸いです。
3月2日、小学校が休校になり通知表もなく、先のわからないまま、突如として休校措置が始まりました。今年小学1年生の長女は、「コロナ」が感染症だとはわかっていますが、事態をよく飲み込めないまま自宅で一日過ごすことになりました。
弊社はリモートワークの導入も早かったので、どうしてもの場合の外出以外は自宅でも業務はできます。夫も早い時期から在宅勤務になり、3才の次女も含めて一家4人で一日中過ごすことになりました。
昼間遊びたがる娘たちに勉強をさせようと奮闘する私たち夫婦。
娘をいかにやる気にさせるのか。それを話し合って情報を集め、SNSで知った無料開放ツールを最大限利用します。ドリルも教育動画も総動員です。
このような時、夫が情報を集めて計画を立て、実行は私の担当です。なんだか新人教育の相談のようでした。
そんな生活が20日ほど過ぎ、皆のストレスがピークになった時、夫が家族の食事を三食作るようになりました。
もともと料理が嫌いでは無い夫ですが、普段はキャンプの時や気が向いた週末の夕食しか作りません。冷蔵庫の中のものであり合わせ・・・・ができないのです。
男性によくあるタイプです。そんな夫が、私より早く起きて朝食を、昼はパラパラチャーハンとラーメンを。夕方は何も言わなくても冷蔵庫のもので作り出します。朝は焼きたてパンが食卓に並び、自慢げに義理の両親や兄弟にLINEしています。
とても助かりましたが、「どうしたんだろう??」とびっくりもしました。しかし、よく考えてみると、夫は私が免疫力アップ!!を目指して野菜ばかりのメニューを作るのが物足りなかったようです。自分が食べたいものを作っていただけだ!と、気がつきました(笑)。もちろん、それだけでは無く、私のサポートをしようとしてくれていたのです。
リモートワークとはいえ、子どもが起きている間に、仕事を進めるのは簡単ではありません。
私が、夜中に起きて仕事をしているのを見ていて、寝かせるために朝起きてくれたのです。退屈な子どもたちにイベント的にパンを焼いて見せたのです。
夫は、気が効くようなことをしたり言ったりするタイプではありません。
誕生日も、娘が夫に「ママのプレゼントどうするの?」と聞くぐらいです。それでも、振り返ってみると夫は、私が本当に困っているときには、必ず手助けをしてくれました。
何か言葉で言うことは無いのですが自然にそのようにしてくれます。そこが私の絶対的な信頼になり、この人となら家庭を築けると確信になったところでもあります。
出会った当時は気がつかなかったのですが、家庭を一緒に築いて行く中でこの信頼感は大変重要だと今は思っています。自分もこの信頼をなんらかの形で返していこうと思うに至ります。そうでなければ、私は結婚生活の維持ができなかったかもしれません。
人は未来が見えるものではありません。
どんな人が自分の求める人なのかも分かりません。思い込みもあります。実際に、私がそうでした。今回のコロナ騒ぎのことがあり、有事の時にお互いのことをどのように思いやれるかは本当に大事なことだと改めて感じました。
婚活では、最初の第一印象がとても重要です。
条件が良い方は当然お見合いに進む確率も上がります。それはその方の努力や生まれ持ったものがありますので、全く否定はしません。
ただ、条件だけにとらわれていると、貴方に大事なものをプレゼントしてくれるお相手が見えなくなることもあります。だからこそ、可能性を拡げて、様々なご縁を経験していくことが大切だと考えています。ご自身がどんな方となら、結婚し家庭を築いていけるのかをブラッシュアップしていくのです。
結婚とは、人と人が深く関係性を育み、そしてより良い状況へ一緒に進んでいけるものだと思います。
今は自粛の中で外出もはばかられる事態ですが、こんな時だからこそ、じっくり考えることができます。
ご自身がどんな結婚生活を望んでいるのか、どんなお相手とそれが実現できるのか。
誰かにご自身のお考えを話す中で、自然と思わぬ言葉が飛び出すこともあります。それは本心から湧き上がる言葉かもしれません。今はzoomなどによる、オンライン婚活相談も承ります。
貴方の心の内をよかったら気軽におしゃべりしに来てくださいね。個別相談フォームから承ります。